個人製作家の作る高品質なアコースティックギターの魅力「FUJII GUITRS」

個人製作家の作るアコースティックギター(ルシアーメイドギター)は、ギター1本1本を一人で製作している為、年間での製作数もごく僅か…。

更にはオーダーメイドに対応し製作される場合もあり、滅多に楽器店で目にする事はありません。

ですが、もし目にする機会があったのなら、是非、手に取って試奏してみてください!

量産体制で作られたギターとは明らかに違う魅力を感じてもらえると思います!

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富山県の「藤井 圭介」という個人ギター製作家

富山県に工房を構える「藤井圭介」氏はAcoustic Guitar Bookの50号に取り上げられた事のある、世界でもその実力を認められる個人ギター製作家。

藤井氏は、

「料理するようにギターを作りたい。」

「木材にはそれぞれ良さがあり、余計な事をせず素材の個性を最大限に引き出すことが最高の技術である。」

と、語っています。

また、音だけ良くても構造体として壊れやすいギターにならないように気をつけているとも。

たったこれだけ言葉にも人柄が表れており、藤井氏の製作するギターの魅力が伝わるのではないでしょうか?

藤井氏の製作するギターの特徴・その1 太い音

FUJII GUITARS-OOO

FUJII GUITASの製作するギターの特徴は、なんといってもその音の太さ!

しかも、1〜6弦までのバランスも良く、ローフレットからハイフレットまで均一な音量!

基音が太い事でマイクの乗りも良く、マイクのセッティングに自由度の生まれる実践的なギターです。

特に他の楽器と一緒に演奏する時は、その恩恵を最大限に発揮します。

この太い音の秘密は、TOP材にある程度の厚みを持たせ、しっかりと振動させることで生まれているのでしょう。

FUJII GUITRSのギターは、TOP材を極端に薄くせず適度な厚みを持たせて製作されているのも特徴の一つ。

近年、TOP材を極限まで薄くして倍音豊かに響かせるアコースティックギターが多いのようです。

私の実際の経験で、TOP材の薄いギターの音を録音する時、部屋の大きさや天井の高さによって想像とかけ離れた音が録音される事が度々ありました。

音圧が低いせいでしょうか?

また、他の楽器の音の影響を受けてしまう事も…。

そういう状況では、マイクのセッティングにとても苦労します。

レコーディングスタジオのような環境なら問題はないのですが、なかなかそんな環境は都合よく存在しませんよね…。

そんな時に出会ったのが「FUJII GUITARS」!

FUJII GUITRSのギターは、基音が太いと言っても鈍く味気ない音がする訳ではありません。

倍音を豊かに纏った奥深い響きを持ち、レスポンスの鋭い実践的な音色です。

藤井氏の製作するギターの特徴・その2 ロングサスティーン

FUJII GITARSのギターのもう一つの特徴は、超ロングサスティーン!

数々の高級アコースティックギターを取り扱っているドルフィンギターズというお店の方でも、ここまでロングサスティーンのアコースティックギターはこれまでなかったとYouTube動画でおっしゃっています。

アコースティックギターのサスティーンと言うと、弾いてすぐをピークに徐々に音量が下がっていくイメージではないでしょうか?

FUJII GUITARSのギターのサスティーンは、弾いてすぐから直線的に音が伸びていきます。

極端に例えると、アンプをオーバードライブさせたエレキギターのような感覚です。

これは、皆さんにも実際に体験してほしいと思います!

ちょっと、ビックリすると思いますよ。

所有しているFUJII GUITAS-OOOの仕様

FUJII GUITARSの公式ホームページはここをクリック

私は、FUJII GUITRSのOM-cwとOOOの2本を所有しております。

OM-cwの仕様については、以前に書かせてもらいました。

なので今回は、最後にOOOの仕様を記載したいと思います。

・FUJII GUITARS OOO 仕様

TOP材:Caucasian Spruce(コーカシアン スプルース)

SIDE&BACK材:Indian Rosewood

Scale:Steel 632mm

Nut width:44.5mm

Neck:African Mahogany

Fretboard:Ebony

Rossete:Mosic

Bridge:Honduras Rosewood

Strings width at Bridge(1E to 6E):55mm

Tuner: GOTOH

Fret:EVO GOLD

ナットは牛骨が使われており、フレットはEVO GOLDという一般的なニッケルシルバーフレットよりもやや硬質なフレットが使用されています。

トラストロッドのカバーは手作りで、脱着し易いようネジ留めではなくマグネットが埋め込まれており磁力で装着。

ですが、もの凄く安定感のあるネックの為、トラストロッドを調整する機会もあまりないでしょう。(笑)

ネックはやや太めのUシェイプですが、各部分のエッジ処理が丁寧で太さを感じさせず弾きやすいネックです。

ボディーの角部分も全て丁寧に丸く面取り処理されており、抱えやすく実際のサイズより小さく感じます。

また、内側のブレーシングの美しさも圧巻!

ネックジョイントは、FUJII GUITARSでは珍しいオーセンティックなジョイント方式を採用しています。

ボディーの厚みも、FUJII GUITARSでは珍しくかなり薄めな仕様。

跳ね返りの早い締まった音を出力してくれます。

フィンガーピッキングにもフラットピック弾きにも、どちらでも使えるオールマイティーなギターです。

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