岐阜県下呂市というと下呂温泉の印象が強いと思いますが…。

岐阜県下呂市と聞くと日本三大名泉発祥の地「下呂温泉」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
今回は同じ下呂市ではありますが、下呂温泉街から車で約30分ほど離れたところにある小坂町という町に「はなもも」を見に行ってきました。
かつては岐阜県益田郡小坂町という住所だったのですが、2004年の3月1日に萩原町、下呂町、金山町、馬瀬村と合併し下呂市小坂町になった経緯があります。
今回はGW中にお邪魔したのですが、渋滞や混雑もなく、のんびりとした時間を過ごす事ができ大満足。
私の様な人混みが苦手な人には、穴場かもしれませんね。
道の駅「 南飛騨小坂 はなもも」に車を停めて。

国道41号線から岐阜県道437号湯屋温泉線に入り、しばらく進むと「道の駅 南飛騨小坂 はなもも」に到着します。レストラン、売店もあるしっかりと休憩のできる道の駅です。
駐車場も普通車34台、大型自動車3台があり、広くてゆとりがあったので、駐車場に困る事はなさそうでした。
のんびり旅には駐車場のゆとりも大切ですよね!
道の駅の裏には小坂川が流れており、その透明度の高さに驚くとともに心が洗われるような水の流れです。
歩道も整備されていて歩きやすく、道の駅から西側へ200メートルほど歩くと御嶽山も望めます。
風景を見ているだけで、のんびりと穏やかな気持ちになれる道の駅ですよ。
車を停めて、小坂川沿いを歩いていくと…。

小坂川沿いに綺麗に「はなもも」が植えられています。
前日が雨だったので花の状態を心配していましたが、少し花びらが落ちてしまっている程度で十分に綺麗でした。
空の青、山の緑、はなももの白とピンクに川の流れる音が重なり、人工的に植えられた「はなもも」とはいえ、自然の織りなす絶妙なバランスの美しさには感動の一言!!
こればかりは写真では伝えきれない部分なので、是非、実際に足を運んで体感して欲しいと思います。
「はなもも」が咲くシーズンは、ちょうどゴールデンウィークごろ。
その年の気候により開花時期は前後しますので、お出かけ前に確認してから足を運んで下さいね。
小坂町は「温泉の町」「滝の町」としても有名なんです。
今回は、はなももを見る事をメインで小坂町を訪れたのですが…。
飛騨小坂は、知る人ぞ知る「温泉の町」です。
日本でも数少ない炭酸泉の「湯屋温泉」(ゆやおんせん)に、「下島温泉」(したじまおんせん)、これまた珍しい標高1800メートルという高い場所にある「濁河温泉」(にごりごおんせん)と3ヶ所もあるんです。
日本三大名泉「下呂温泉」も近い場所にあるので、温泉を巡る旅をするのも良いかもしれません。

また、小坂町は「滝の町」としても有名です。
5メートル以上の滝が216ヶ所以上もあって、日本一滝の多い町と言われているそうです。
その中に「日本の滝100選」に選ばれた、落差63メートルの「根尾の滝」はここ小坂町にあります。
「小坂の滝めぐり」という公式サイトもあるので、興味のある方はそちらの方で滝を見に行くコースやガイドツアーの予約状況などの確認をして下さいね。
滝を見に行って温泉に入るコースも良さそう!
小坂町には1日では周りきれないほど見所があり、「また来たい!」と素直に思える場所でした。
次に来る時は、滝を見に行ってから温泉で汗を流すというコースも楽しめるのではないかと考えています。
そちらもまた、紹介できればと思います。
今回はこの辺で…。
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