個人でアコースティックギターの演奏を撮影し、InstagramやTikTokにYouTubeなどSNSにアップする事も少なくない時代になりました。
気軽に使えるので、iPhoneやiPadで撮影している方も多いのではないでしょうか?
今回はiPhoneやiPadを使って、ワンランク上の音質で録音したい方に必要な機材をご紹介します。

オーディオインターフェイス

オーディオインターフェイスとは、元々はマイクや楽器をPCに接続するための機材です。
アコースティックギターのソロ演奏を録音するのに、繊細に音を拾ってくれるコンデンサーマイクを使用している方が多いようです。
最近ではiOS対応のオーディオインターフェイスも数多く販売されており、iPhone、iPadに高品質なコンデンサーマイクを接続できるようになりました。
ただし、iOS対応のオーディオインターフェイスの購入時に注意しなければならない事が2つあります!
それは、
①「電源がどうなっているか?」
②「コンデンサーマイクに電源を供給できるか?」
の2点を注意しなければなりません。
①はアダプターを電源コンセントに差して電源を取るタイプと、USBバスパワーと言ってUSBを差すだけでiPhoneやiPadのバッテリーから電源を取れるタイプがあります。
USBバスパワーで気を付けたいのはiPhoneを使う場合!
iPhoneのバッテリーでは電力が足りずオーディオインターフェイスが動かない場合があります。
その場合はAppleのカメラアダプターを購入し接続すると、iPhoneを充電しながらオーディオインターフェイスにも電源を供給してくれます。
USBケーブルは電源を供給できるタイプのケーブルを使用してください。(100均のケーブルは怪しい…)
使用する環境に合わせて電源タイプを選びましょう。
②はコンデンサーマイクを使用するのに必ず必要になります。
マイク接続端子に48V電源が有るか確認しましょう。
また、ライブ配信に便利なループバック機能を備えているものもあります。
使用状況に合わせて選んでくださいね。
マイク、マイクスタンド、マイクケーブル

次に必要になるのがマイク関連。
マイクにも種類がありコンデンサーマイクとダイナミックマイクの2種類があります。
コンデンサーマイクは、とても繊細に音を拾います。
遠くのエアコンの風の音を拾ってしまうほど繊細です。
反面、衝撃や湿度などに弱く、取り扱いに注意をしなければなりません。
接続するのにも、48V電源が必要となります。
アコースティックギターの生音をリアルに録音するにはこのコンデンサーマイクがオススメです。
ダイナミックマイクは、カラオケで使われるあのマイクです。
衝撃にも強く、コンデンサーマイクに比べ取り扱いが容易です。
持ち運びが多い状況では、ダイナミックマイクが向いているかもしれません。
音の拾いもコンデンサーマイクほど繊細でなく、設置する場所を選ばず比較的容易にセッティングできます。
家でもライブでも場所を選ばず使いたい方にオススメです。
使用する用途に合わせて、マイクを選んでください。
マイクを購入したら、合わせてマイクスタンドとマイクケーブルが必要になります。
マイクの事ばかり考えていると意外と忘れがちになる2つ…。
この3つをセットで予算を組みましょう!
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モニター用のヘッドホン、スピーカー

絶対に必要という訳ではありませんが、有ると便利なのがモニター用のヘッドホンかスピーカー。
録音した音を確認する為のものになります。
オーディオインターフェイスにも、ヘッドホン、スピーカーを接続する端子がついているので接続も簡単。
音楽を聴く為のオーディオ用の製品ではなく、録音状態を確認する為のモニター用の製品を購入しましょう。
動画編集、録音編集の時にその威力を発揮しますよ!
まとめ
高音質で動画や音源を作成したいけど、何をしたらいいのかわからない…。
という方も多いのではないでしょうか?
実は、私もその一人でした。
今回は、そんな方々に向けて最低限必要となる機材を紹介いたしました。
この他にも、動画編集アプリや音楽制作ソフトなど便利なモノは沢山あります。
使用環境に合わせて揃えていきましょう。
作業時間をグッと短縮できますよ!