バンドでも宅録でも!今の時代に使い易いギター、PRS「SILVER SKY」

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最初に皆さんの気になる、このギターの実際のところ

賛否両論があり何かと話題なPaul Reed Smith Guitars(PRS)のエレキギター「SILVER SKY」。

ジョン・メイヤーのシグネチャーモデルとして有名ですよね。

パッと見た目がフェンダー社のストラトキャスターに似ている事から、どうしてもそのストラトキャスターと音色を比較されてしまいがちなギターでもあります。

なので、最初にはっきり言いたいと思います。

フェンダー社の往年のストラトキャスターの音を求めるのであれば、フェンダー社かそれを再現しているメーカーのギターを買ってください。

SILVER SKYは現代の音楽シーンでストレス無く使用できるように、約2年の時間をかけた試行錯誤を経て製作されました。

なので、音色は現代音楽に合ったHi-Fi気味でモダンな音色

PRSによるとSILVER SKYのフィーリングはヴィンテージだと謳っていますが、あくまでもフェーリングです。

音色はヴィンテージのストラトキャスターとは別物ですよ。枯れた音ではないのでご注意を!

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シングルコイルの新しい音色のギター

フェンダー社のストラトキャスターとは違った音色…。

ですが、それが悪い音色というワケではありません。

実際に私はSILVER SKYを愛用しているのですが、とても「使い易い」ギターです。

「キーボードや打込み系の電子音に対して、ギターの音色が埋もれてしまう…。かと言って、アンプのボリュームを上げると全体のバランスが崩れるし…。」

ヴィンテージ系のギターを使用している方なら、こういった経験(ストラトキャスター系は特に2弦3弦あたり…)をした事があのではないでしょうか?

音が良いとされているヴィンテージのギターが製作されていた1950年代〜1960年代には、そもそも現代のような電子音のする楽器はまだ一般的ではありませんでした。

その為、アンサンブルの音色として電子音が入る事をそもそも想定されていません。

また当初のエレキギターは3弦が巻弦だった為、ピックアップも3弦がプレーン弦用ではなく巻弦用に設計されています。これも、音のバランスが崩れる原因になっていると思われます。

SILVER SKYの場合、新たに自社開発されたピックアップのフロント、センター、ブリッジ、さらにはハーフトーンのどれを使用しても、6弦全部の音量バランスが良く各弦の音がハッキリとしており、音抜けの良さが抜群!

電子音にも埋もれません!

初めて音を聞いた時の印象は「太い!」の一言。

ボリュームをある程度絞っても、バンドの他の楽器の音に埋もれる事はまずありません。(ここが凄い!)

(注:当然のことながら、スピーカーキャビネットがクローズドバックのものとオープンバックのものでは音抜けに差が出ますので、その辺はご了承ください。)

音質もハッキリとした音にありがちな無機質で硬い音ではなく、有機的な暖かみのある音質。

試奏の時にクリーントーンが得意なアンプで鳴らしたら、下手なエレアコよりも倍音豊かな綺麗な音がしたのには驚かされました。(笑)

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現代のテクノロジーに合わせて進化したプレーヤー目線の完成度の高いギター

家電製品や自動車などの技術の進歩の速さに驚く昨今ですが、音楽の演奏現場でも技術の進歩は目まぐるしいように思います。

一昔前のエレキギターといえば、大型の真空管アンプで大音量で鳴らす事が良い音の常識で、その姿に憧れたものです。

しかし最近では、PAの技術やアンプシュミレーターなどの進歩により、小さくて軽量でしかも実用的な音量でも最良の音が出せるようになりました。

個人でもPCにライン入力して録音、多数のエフェクターを使用した音作りも当たり前の時代ですよね。

PRSというギターメーカーは、フェンダーやギブソンに比べギター製造の歴史はそれほど古くありません。

ですが、その分、現代の音楽事情に合わせてプレーヤーが使い易いよう工夫したチャレンジングな楽器作りをするメーカーです。

ピックアップから小さな部品に至るまで、すべて自社で開発するほどの力の入れようです。

現代の音楽シーンでの使用を考慮した音色でありながら、ヴィンテージギターの持つ有機的で暖かみのある良い部分を合わせ持つよう、PRS流に工夫されたギターが「SILVER SKY」だと思います。

ボディーはアルダーの3ピース構造だし、ネックも1ピースでは無いし、ピックガードの下のボディーも広く削ってあって軽いし、ヘッドも3対3で角度がついているし、ペグがプラスチック製で軽いし…と、ストラトキャスターとは違う部分が多いのも事実。

音も今までには体感した事のないシングルコイルの音なんです。

でも、手に馴染む感じや弾いた時の反応がヴィンテージっぽいのも確か…。

不思議なギターなんですよね。(笑)

楽器店の方の話だと、今までに数多くのストラトキャスターを弾いてこられたプレーヤーの方ほど、このギターの評価が高くなる傾向にあるとの事。

是非、実際に試奏をしてご自身でこのギターから出てくる音とフィーリングを体感してください。

あ!そうそう!大事な事を言うのを忘れていました。

PRSのギターは個体差が少さく(アンプで調整できるくらいの僅かな音の差くらい)、当たり外れが少ないのも特徴。

ボルトジョイントネックのギターでこの品質は素晴らしい!

ジョン・メイヤーがライブツアー中に自分のギターが壊れても、お店でSILVER SKYを買って、そのままの状態でステージで使えるようなセッティングで出荷されているようですよ!

レオ・フェンダーの楽器製作への情熱と思想

生前、常に実際に使用するプレーヤー目線で工夫をしギターを作り続けたフェンダー社の創業者レオ・フェンダー。

彼はフェンダー社を去った後も、プレーヤーにとって使い易いギターとはどうあるべきかを考え続けていました。

もし、現代にレオ・フェンダーが生きていたら、ストラトキャスターをこんな風に進化させていたかもしれませんね。

ほれ、195○年の音が良いだの196○年の音が良いだのと、ロックやポップスもクラッシックのような過去を再現する音楽になってしまったな〜、と個人的に少し寂しく思っていた矢先の「SILVER SKY」登場で心を弾ませた私でした。

ま、ヴァンザントのギターを購入する寸前でしたが…。(笑)

下記の動画も参考になると思いますので、興味のある方はご覧くださいね。

デジマート 村田さんによるSILVER SKYのYouTube動画レビューはこちら フーチーズ 村田さんによるSILVER SKYのフィーリングのYouTube説明動画はこちら