幅広いジャンルで使えるストラトをお探しなら【ヴァンザントSTVーR2】

ストラトを探して楽器店に行きエレキギターのコーナーに入ると、数多くのストラトタイプのギターを目にする事と思います。

そのストラトタイプのギターの中でも常に人気が高く、店頭に並ぶとすぐに売れてしまい、簡単にはお目にかかれないギターがある事をご存じでしょうか?

それは「Vanzandt STV-R2」という、日本屈指の工房PGM(Professional Guitar Manufacture)で製作されたギター本体に、アメリカのテキサスにあるVan Zandt社製のピックアップが搭載さたストラトタイプのエレキギターです。

木材はボディにアルダー材が使用され、ネックには指板にマダガスカルローズウッドの貼られた硬質なメイプル材が使われています。

その人気の秘密を購入して探ってみました。(笑)

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ヴァンザントの魅力は使える音

ヴァンザントのギターサウンドの基本は、ビンテージギターの音色を目指して製作されており、販売開始から現在に至るまでその理念は変わっていません。

1950年代のF社のギターは、一本一本を丁寧に製作していた時期で精巧に出来ていたと言われています。

ビンテージギターの音色とは、その時代の音色をイメージする事が多いのではないでしょうか?

しかし、単純にビンテージサウンドを目指しているのではなく、現代の音楽シーンにも対応できるよう数々の工夫がされています。

音の面で言えば、金属的で耳障りな高音域の排除されたブリッジ側ピックアップは、音楽的で使い易い音と言えるでしょう。

ローミッドにはしっかりと芯があり、セッティングで中音域や低音域を持ち上げてもブーミーになりません。

フロントピックアップ使用時にも音がボヤけず魅力的な甘い音色を出力します。

パワーの低いシングルコイルのピックアップを搭載したギターでありながら、抜群に音抜けが良いと言っても過言ではないでしょう。

私のギターにはTRUE VINTAGEという最も出力が低く、ローゲインでレンジの広いピックアップが搭載されています。ちなみにギターの重量は3,460gです。

それにも関わらず、クリーントーンからクランチの音の分離も良く驚くほど前に音が飛び出してきます。

そして、大きく歪ませても和音感を損なう事はありません。

バンドアンサンブルの中でも埋もれる事なく使用でき、エフェクター乗りも良好で音作りもしやすい印象です。

ピッキングに対するレスポンスも驚くほど早く、繊細なピッキングニュアンスにも追従します。

その為、弾き手の技量で音色が変化し、楽器としての完成度の高さを思い知らされます。

また、抜けの良い音にありがちな直線的な音ではなく、しっかりと倍音を含みツヤのあるオーガニックな音色である事も特筆すべきところ!

ただし、シングルコイル特有のノイズはあるので、その辺りを考慮に入れてください。

ストラトタイプのギターとしては、ジャンルを問わず幅広く使えるギターと言えるでしょう。

多くの人を魅了する音楽的な音色と造りの良さ

音の好みは人により様々な今日この頃…。

そんな様々な好みの中でも、ヴァンザントのギターは老若男女を問わず、「良い音がする」と多数の人から選ばれる凄さがあります。

アンプを通さない生音にもしっかりと倍音を含み、低音域から高音域までバランス良く木の温かみを感じる音楽的な音を鳴らします。

弾いてすぐにギターのボディが振動し、倍音が前に出てくる感じはアコースティックギターを弾いている感覚に近いかもしれません。

そして、その生音の音量の大きさとサスティーンにも驚かされます。

この強烈なギター本体の鳴りが、アンプを通した時の音にも大きく影響を与えている事は間違いありません。

アンプから出力される音も他とは明らかに一線を画し、その違いを明確に感じる事ができるでしょう。

ただし、F社のカラッとしたアメリカンサウンドをお求めの方は注意して下さい!

倍音を纏った奥深い響きでヨーロッパ的なサウンドと言えるかもしれません。

ギター本来の鳴りへのこだわりと演奏性への配慮は細かな部品にも表れており、下の写真のストリングガイドも音へ配慮された仕様となっています。

弦が点で接するように、V字型になっている事がわかるでしょうか?

チューニングを安定させ弦に余計な負荷をかけない配慮がされています。

フレット端面の処理も上の写真のようにとても美しく、手に引っかかって演奏に支障をきたす事もないでしょう。

また、大量生産をせず1本1本手作りされ、良質な木材が揃った時にしか製作されません。

この姿勢は、1993年の販売開始当初から変わらず一貫されています。

他にも細部に至る様々な部品にこだわりが詰まっている事は、もうおわかりですよね?

詳細な仕様が気になる方は、下記のメーカーのホームページをご覧ください。

「Vanzandt」の公式ホームページはここをクリック

良質な材料を使い高い技術でこだわり抜かれて製作された楽器の音は、多くの人を魅了するのかもしれません。

新品購入者(ファーストオーナー)には木製部に永年保証

ギターを所有している人ならわかると思いますが、日本の気候下ではネックの反りだったりボディーの木製部の変形に注意し湿度管理をしなければなりません。

ですが、楽器店ならともかく一般家庭やスタジオでは、現実的にそこまで完璧な湿度管理は不可能です。

木材は湿度の影響を受け、形が変化しやすい材質です。

その木製部分に、新品購入のファーストオーナーに限り永年保証がついています。

これって、凄いと思いませんか?

一番不安な部分に永年保証ですよ!

楽器は購入してからのアフターサービスも重要です!

所有してからの安心感があり、この保証内容だけでも購入する価値があると思います。

ただし、ぶつけたり落としたりした場合の損傷と消耗品は、保証外なので悪しからず。

また、塗装はニトロセルロースラッカーで極薄に塗られている為、硬い物に軽くぶつけた小さな衝撃でも塗装が剥がれます。

塗装も保証外なので取扱いは慎重に!

実用的な純正ギグバッグ

ヴァンザントのギター、ベースの正規品を新品で購入すると、純正のギグバッグが付属します。

この純正ギグバッグは実用性を考えて造られており、とても使いやすい事はあまり知られていません。

厚手だけれど軽量なクッションは、楽器をしっかり保護すると同時に持ち運びを楽にしてくれます。

マチの大きなポケットは、エフェクターの2つ3つは余裕で入れる事ができます。

また、ショルダーのベルトには車のシートベルトの素材が使われており、とても丈夫で柔らかく長時間背負っていても痛くならず安心感があります。

このギグバッグがあれば手荷物を増やす事なく、ギターを持っての移動を楽にしてくれること間違いなし!

持ち運びの機会の多いギターには、ギグバッグの実用性は重要な項目です。

まとめ

F社やG社も良いけど、日本製のヴァンザントも負けちゃいません!

この価格で、丁寧に製作されこだわりの詰まったサウンドと充実の保証は他社には真似ができないのではないでしょうか?

コストパフォーマンスは、かなり高いと思います。

ストラトの購入で迷っている方は、一度、ヴァンザントを試奏する事をお勧めします。

常に人気で、お店で品薄になっている理由がわかると思いますよ!

一生物のギターとの出会いとなり、それが将来、本物のビンテージギターになるかもしれません。

追記

2022年5月製作分より販売価格が値上げになります。

また、木材の高騰と良質な木材の入手が困難となり、ローズ指板の木材がマダガスカルローズウッドからインディアンローズウッドに変更になるようです。

こちらも、2022年5月製作分からの予定で、製作時間を考慮すると店頭に並ぶのは8月〜9月頃と思われます。